2021/12/16 12:01
「おと」と聞くと、皆さんほとんど音楽の「音」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?(^-^)
制作者が音楽好きで、長いこと音楽に関わってきたので、もちろんその意味も込めたのですが☆
ここではもっともっと広義の意味と想いを込めました。(^-^)
「音」って、いろんな形で様々に誰しもの身近にあると思いませんか?
水道の水が流れる音、人が歩く音、物を置いた時に机に当たる音、洗濯機の音、車の音、鳥の鳴き声、風の吹く音、雨の音………
この世の中は音に溢れてます。
一番身近な音には、自分の「声」がありますね。(^^)
もうお分かりでしょうか?
「おと」ってその存在や個性、そのものを表しているのです。
ガラスのコップがぶつかる音と、木の器がぶつかる音は全然違いますよね。
みんな無意識に音を聞いて、「あ、今コップ片付けてる」とか「あの人が喋ってる」とか聞き分けてます。
耳の聞こえない方でもコンサートに行かれて楽しまれるという話を聞いたことがあります。
その方々は何を聞いてると思いますか?
それは「振動」。
大音量のロックのコンサートに行かれたことがある方は感じたことがあるかもしれませんが、
あのビリビリとした肌に刺さる感覚、体の芯に響いてくるような振動、時に鼓膜が破れそうなほどの衝撃。
実はあの感覚は音が具現化したものの一つです。
大音量だと誰でも分かりやすいですが、実はどんな小さな音にも振動ってあるんです。
専門的な話は小難しくなっちゃうので避けますが(^^)
音がそれぞれに違うのは、そのもの特有の「振動」を持ってるのです。
あなたの声と私の声、全然違うのは振動の仕方が違うから。
音は目には見えないけど、それぞれだけの「個性」を持ち、それを相手が分かってくれるように発します。
こんな風に、「私自身の個性という音を奏でたい」という気持ちと同時に、
「作品の一つ一つがそれぞれに個性豊かな音を持っているんだよ」「そんな作品達を綴っていきたい」
そんな想いを込めて名付けました。