江戸時代より続く日本の伝統技法『つまみ細工』。

着物や浴衣の髪飾りとして使われることの多いつまみ細工。

その伝統技法を以ってして、西洋の色彩を描いてみたい。

長くクラシック音楽に携わり、西洋文化に接してきた私が、つまみ細工と出会った時に思い描いたことでした。

絹やちりめんで作られるつまみ細工を、異なる素材を用いることで新たな世界を生み出す。

それを日常で使うアクセサリーに仕立てることで、伝統を身近に感じてもらえるようになれば。

伝統を知る、文化を感じる、

それは日本を知ることでもあり、世界を感じることでもあるのではないでしょうか。

対してピアノは西洋で生まれた楽器。

そこに、着物をリメイクしたカバーをつけた時の、なんとも言えない荘厳さ。

文化や芸術はそれぞれの気候風土に根差して生まれてきたからこそ、

それぞれの伝統を多く物語っています。

それをそのまま受け継いでゆくことも大切だと思いますが、

人と人とが出会いによって世界を広げていくように、伝統と文化を繋げた時に生まれる新たな世界が

また新たな形で人と人を、世界を、繋げていってくれる、そう願って作り続けています。

和の伝統技法『つまみ細工』の手作りアクセサリーを販売しています。

着物をリメイクして、手作りの楽器カバーやドレスに合うアクセサリーを販売しています。